シンガポール航空(SQ955_ファーストクラス)に乗り、ジャカルタからシンガポールへ向かいます。
昼頃にチャンギ空港に到着すると、シンガポール航空のスタッフが、Compensationの400シンガポールドルの受け渡しのために待機してくれています。
※シンガポールから香港に向けた予約便の時間変更を了承したためcompensationを受け取ることとなりました。
スタッフとともに入国審査窓口方面に移動しましたが、真っ先にラウンジへ行きたい気分に誘われて、到着したターミナル2にあるSilver Kris Loungeを目指します。
First Class Lounge(T2)
事前にWebチェックインを済ませて取得してあったボーディングパス(搭乗券)のスクリーンショットを見せ、右手にあるFirst Class Loungeへ向かいます。
ゆったりとした通路を通ると左手にバーカウンター、奥にダイニングがあり、ダイニングの右手には約30席ほどのソファ席があります。


シンガポール航空のメインターミナルはT3であり、また、昼過ぎの時間帯であったため、ラウンジ内には3~4人程度しかおらず、非常にゆったりと過ごすことができました。

機内食を食べたばかりで、お腹は満たされていたため、ダイニングではハーゲンダッツのみをいただきました。
Business Class Lounge(T2)は、ターミナル3のビジネスクラスラウンジに比べると規模が小さく、こじんまりとした感じでした。ファーストクラスラウンジに比べると人が多かったので、そうした印象を受けたのかもしれません。

Silver Kris Loungeを後にし、プライオリティカードやダイナースカードなどで入室できる「Ambassador Transit Lounge」や「SATS Premier Lounge」なども覗いてきました。


どちらのラウンジも、食事やアルコールがあり、スペースがゆったりしているため、通常のカードラウンジより少し上質という印象を受けました。
参考までに、プライオリティカードで入室すると3時間までという利用制限がかかる場合があります。
また、「TGM」という食事をいただけるお店があり、プライオリティカードの対象となっています。ラウンジではありませんが、刺身定食等しっかりと食べることが出来ます。

プライオリティカードの対象となっている関西空港にある「ぼてじゅう」と似たような存在ですね。しっかり食べたい人には、TGMは良いかと思います。
THE PRIVATE ROOM(T3)
モノレールに乗り、ターミナル3に移動します。こちらでも入国手続きをする前にSilver Kris Loungeへ向かいます。
お馴染みのエントランスでボーディングパスを見せ、スタッフの付き添いのもと、ラウンジ内へ案内されます。

ラウンジ通路の突き当たり右手がファーストクラスラウンジ、左手がビジネスクラスラウンジとなっています。





ファーストクラスラウンジを奥まで進むと、左手の角付近にTHE PRIVATE ROOMの入口があります。
いよいよ、秘密のVIPルーム「THE PRIVATE ROOM」は目の前です。案内のスタッフが入口スタッフにアイコンタクトし、スムーズな入室となりました。

THE PRIVATE ROOMは、スターアライアンスのファーストクラスや上級会員資格保持者では入室できず、シンガポール航空のスイートクラス及びファーストクラスに搭乗する乗客のみが入室できることになっています。
入口を通過し、30mほどの通路を抜けると、左手には非日常と思える上質な空間が広がっていました。


高い天井と大きな窓に囲まれた明るく開放感のある空間の中に、茶系の重厚感あるレザーソファなどがゆったりと置かれています。
上質感とゆったり感、そして何より特別感があり、嬉しくて笑顔がこぼれます。

大きな絵画を前にしたソファ席の横を通り、左手にある誰もいないダイニングに案内されました。

シンガポール航空のスイートクラスやファーストクラスシートと同じデザインの幅広な茶系のソファが15席ほど並べられており、正面の席に着席することにしました。



ドンペリニオン2009をいただきながら、ランチメニューを決めます。
watermelon juice(スイカジュース)とミックスサラダ、シンガポール名物「サテー」、加えて飲茶を選択。



野菜が不足がちだったところに、新鮮で豊富なサラダは有り難く、また、サテーは安定の美味しさです。飲茶をいただいた後、デザートを勧められましたので、杏仁豆腐をいただきました。
ランチ後は、窓際のシングルソファ席に移動し、離発着するA380-800やB777-300ERなどの飛行機を眺めながら休憩タイム。

他の人の気配は、ほとんど感じません。実際に、2~3人程度しか利用客はいなかったと思われます。
休憩中もしっかりとケアしていただき、お水を持ってきてくれたり、必要なものはないかを確認してくれたりして、まさにVIP気分です。
濃厚でスタイリッシュに盛り付けられたバニラアイスをいただいた後、ラウンジを出て、ようやく入国審査窓口へ向かいます。

入国後は、最近できたばかりの施設「JEWEL(ジュエル)」を見学にいきます。
ターミナル1、2,3に囲まれたJEWELは、ドーム型建物の中央に滝があり、その回りは緑で囲まれています。そこを更にとり囲む形で飲食店などが配置されていて、非常に多くの人で賑わっていました。



JEWEL見学後は、「もうひとつの我が家」とのコンセプトであるSilver Kris Loungeに戻り、THE PRIVATE ROOMへ帰宅します。
ダイニングで夕食タイム。薦められたドンペリニオン2009を飲みながら「ちらし寿司」をいただく上質なディナーのひとときを過ごします。

ディナー後は、ファーストクラスラウンジやビジネスクラスラウンジに行ってみたり、免税店を覗いてみたり、食べ過ぎによる体重増を解消するために空港内をランニングしたり(笑)しながら、空港内の観光を楽しみます。
朝食では、シンガポールスタイルフレンチトーストとwater melon juiceを注文。
マンゴーソースを添えたスタイリッシュな一品は、朝から良い気分にしてくれます。ビジネスクラスラウンジのハムアンドチーズクロワッサンも美味でした。



昼食では、オニオンスープとseabassを注文。このseabassは繊細な味付けで、今回のダイニングメニューの中で最も美味しかったです。



ほぼ、1日を過ごさせてもらったTHE PRIVATE ROOM。本当に我が家のごとくリラックスできました。また、いつの日か訪問したいと思います。
令和元年11~12月@シンガポール
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