羽田空港国際線ターミナルにおいて、ANA LOUNGE(アナラウンジ)やTIAT LOUNGE(ティアットラウンジ)、SKY LOUNGEなどのラウンジ巡りをした後、ANAのB777-300(77W)に搭乗し、北京国際空港を目指します。
北京に用事がある訳ではなく、B777-300(77W)のビジネスクラス(ANA Business STAGGERD)に乗ることと、北京国際空港のLOUNGE巡りをすることが目的です(笑)。
B777-300(77W)のファーストクラスとビジネスクラス(ANA Business STAGGERD)は、1-2-1配列となっています。
ビジネスクラスは、座席の横にサイドテーブルが配置され、その外側を囲い込むような半個室状態のシートとなっており、ビジネススタッガード(ANA Business STAGGERD)と言われています。
そのため、窓側に席、サイドテーブルのどちらが配置されるかによって、席からの眺めや通路からの遮断性が変わってきます。
今回は、ビジネスクラスの最前列となる5Aの席を確保。窓側に席が配置され、サイドテーブルが通路側の席となるため、景色が楽しめる上に通路から離れ、プライベートスイートのような快適さです。
羽田国際空港を離陸して間もなく、ベイブリッジや東京の高層ビル群のほか、東京スカイツリー、ディズニーランドなどを眼下に望むことができます。
また、東京の街並みの奥に日本の誇る世界文化遺産である「富士山」の勇姿を見ることができます。飛行機は東京を旋回した後、向きを西へ変え、富士山のすぐ横を通過するため、雪を纏った富士山の美しい姿を間近に鑑賞する至福の時間帯があります。
数年前にニューヨークへ行くため、中部国際空港から成田国際空港へ移動したときに見た富士山と同じぐらい綺麗でした。
富士山を背にした後、飛行機が西に向かう中で、日本で2番目に高い「北岳」や「間ノ岳」をはじめ南アルプスの女王と言われる「仙丈ヶ岳」、「甲斐駒ケ岳」などの南アルプスを通過するとともに中央アルプスや北アルプスを跨いでいく飛行ルートは、登山好きな私にとっては、至福の絶景コースです。
機内食は、シャンパンとともに洋食を注文。「牛ヒレ肉のソテー」をメインに「鴨スモークとチキンと茸のテリーヌ」や「海老・ホタテのマリネとアボガドサラダ」、デザートはピエール・エルメ・パリの「ヨーグルトキャレブラン」という内容。
飛行時間が短いため、ワンプレートでの提供となるのは味気ないものの、魚、肉ともに想像以上に本格的な味わいで、満足感があります。満腹の中、軽食として用意されている一風堂の柚子香る鳥豚そばスープが気になり・・・、完全にカロリー過多です。
北京首都国際空港のラウンジ巡りをした後は、再び飛行機に乗り、タイのバンコクへ向かいます。
それにしても北京の空気は想像以上に霧がかっています。
(参考)
北京首都国際空港で乗り継ぎをしようと乗継門に行くと、QRコードでなく紙のボーディングパスが必要とのこと。発行してもらうためにカウンターへ行くと、タイ航空は出発3時間前でないと発行できないとのこと。
このままでは、ラウンジに行けないので、temporary entry permitを発行してもらい乗継門を通過しようと思い交渉したものの2時まで待つようにとのこと。仕方ないので、読書することにしました。
平成31年2月23日@北京首都国際空港