卒業おめでとう
「肌を刺すような寒さが去り、花壇には春の到来を知らせるかのように花の芽吹きがエネルギーを秘めて顔を出しています。・・・」
といったように始まる卒業生の立派な答辞とともに、長女が弾くピアノに合わせて響き渡る卒業生の歌声に感動しました。
月日の流れるのは本当に早いもので、つい最近までランドセルを背負っていた印象のある長女は、義務教育期間である9年の最後となる中学校の卒業式を迎えました。
優等生タイプで平穏に過ごしてきた幼稚園、小学校時代とは異なり、勉強や部活などの学校生活において思春期特有の不安定感があった中学校時代。
自分の考えを持ちながら一生懸命、限界を目指して頑張ったからこそ浮き沈みがあったのでしょう、それで良いと思います。
義務教育を終え、これからの長い人生においては、自分で経験して、自分の頭で考え抜いた上で判断しながら生きていく訳ですから、悔しくて泣いたり、不適切な行動に後悔したりした経験とともに頑張って成し遂げたことなど、試行錯誤した様々な事柄は自分にすり込まれて糧になっていくことでしょう。
卒業式を終えた2日後からは、公立高校の試験が始まります。どのような結果になるにしても、これまで努力してきたことは無駄にはならないでしょうから、これからの人生をおおいに楽しんで欲しいと思っています。
卒業おめでとう。